無収縮モルタル工事(グラウト)

モルタル (mortar) とは、砂(細骨材)とセメントと水とを練り混ぜて作る建築資材。

無収縮モルタル(グラウト)「ノンシュリンク」は、膨張剤や減水剤が配合され、硬化収縮がありません。初期強度が大きく、作業性にすぐれ、浮水・分離などの現象がほとんど起こりません。過酷な条件をクリアする高性能なモルタル工事をおこないます。

グラウト材(無収縮モルタル)の特長

1. 施工が容易

モルタルの流動性が優れており、空隙のない完全なグラウトが可能です。

 

2. 構造物との一体化

空隙の発生を招くブリーディング現象がなく、適度の膨張性と長期に安定した無収縮により沈下、収縮を防ぎ、構造物との付着性を高めます。

 

3. 十分な耐力

若材齢より高い強度を有し、長期強度の発現性に優れ、適正な養生により、打設後1日~3日で実用強度が得られます。

 

4. 高温・低温においての品質保持

高温時(35℃)、寒冷時(5℃)など厳しい外気下においても良質なモルタルが得られます。

 

5. 経済的

優れた品質と良好な施工性から、総合的に工事費を削減します。